しろいせかい

 

 

 

 

しばらく曜日の感覚があやふや

 

昨日から、急にThom Yorke「Knife Edge」へハマり出した

 

今年一発目のブーム曲だ

 

それにしては憂いを帯びたスタートだな、なんて

 

 

 

只今工房の大改装を行なっておりまして

 

壁や什器を真っ白に塗り替えていくという、漂白計画を敢行中

 

DIYでやっているから、真っ新なというわけにはいかないなりに

 

ムラや雑味も良しとするような具合に進めている

 

 

 

いつか、真っ白な広い部屋で制作をする、というのが7年以内の目標

 

 

殺風景なほど、ものづくりの気配を感じさせないのもいいし

 

それこそ、今回のように漂白世界もいい

 

 

なぜ7年かって、10年は長すぎて現実味がない

 

具体性もって、着実に目標を達成したい・できるなら7年くらいだろう

 

 

環境の重要性はこれまでの歩みから十二分に感じ取ってきたので

 

自信を更新するためにも「整えていく」行為は定期的に必要だ

 

 

環境は立地だけに非ず

 

身の回り、部屋の中を整備することは大抵誰にでもできる

 

そして、精神的にも直で働きかけがある

 

 

 

今完成系を目指している漂白世界は、諸々の事情から全てが真っ白とはいかず

 

天井、壁の木の部分はそのまま活かすことにした

 

これは賃貸故の観点から

 

 

 

 

 

漂白という言葉から、パッケージについて触れてみたい

 

 

生活用品や食品など、日常の買い出しにいくと

 

家へ持ち帰り、然るべきところへ配置、ないし収納する

 

 

 

私はここに自分ルールが一つあって、大概のものはパッケージを取り去る

 

 

例えば、PETのフィルムは剥いて仕舞い、

 

卵のパックは冷蔵庫のあの窪みのケースへ、乾物は容器へ入れ替える

 

箱ものは内の透明なケースやビニール袋だけの姿にしたり、外装のシールを剥がしたり

 


 

 

注意書きのある洗剤や家電製品に関しては、重要な箇所を残す程度

 

 

 

これ、なぜやりたくなるかというと


販促物が家の中にあってほしくないというだけの単純な理由

      

 

デザイン業界を掠めてきた人間だからか

 

インテリアとしてデザイン、設計され、機能を果たし 


自分的に納得できるものは良いのですが

 

 

「すぐ落ちる!」「脱臭!」「期間限定10%増量」「〜年から創業の...」

 

 

といったコピーや目につく配色は

 

店頭で陳列されたライバル商品の群れから、抜きん出るための戦略ですから

      

購入へ至るためのノルマを達成した


販促物を家に持ち込む必要はないでしょう、と

 


役割を果たしたパッケージ、というんでしょうか

 

 

 

家のなかで、もしも洗剤、脱臭剤などの日用品に


自然と視線が振られてしまうようであれば


店頭戦略のためにデザインされた商品の意思が

 

尚も継続しているからでしょう

 

 

(外装が家の中でも店頭と同じ機能を維持したまま、働き続けているということ)

      

 


 

ちなみに、我が家のティッシュペーパーは無印良品を使っています

 

ファブリーズや虫除けのボトルは、フィルム、シールを剥がして容器そのままの裸ん坊です

 

 

 

部屋の中を見渡してみてください

 

きっと店頭戦略の姿のままのものが目につくはずです

 

 

 

物が多いのだけど、僅かにでもスッキリさせたい!とか

 

物自体は少ないのになんだか外気を感じる、なんて方々

 


 

こちらの方法、お試しになってみてください

 

但し、消費期限、裏面の注意事項は残すべきところなので剥がしすぎにはご用心

 

 

 

 

 

整理・整頓術、ほどとはいかないかもしれませんがご参考にどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo/ 名古屋モード学園の卒業制作ショーへ。一年前は、パートナーは現役学生で卒業制作作品を発表していた側だった